本年度も「ふたば、ふたたび☆ガーデンプロジェクト」(以下ガーデンプロジェクト)および「ふたば、ふたたび☆みらいへのヒカリプロジェクト」(以下みらいへのヒカリプロジェクト)を開催いたしました。
ガーデンプロジェクトは3年目、みらいへのヒカリプロジェクトは2年目となります。
過年度の様子は下記よりご覧いただけます。
2020年度 ガーデンプロジェクト(まちなかガーデン花植え活動)
2021年度 みらいへのヒカリプロジェクト(イルミネーション点灯式)
※上記以外の活動はInstagramおよびFacebookで紹介しています!ぜひご覧ください。
ガーデンプロジェクトとみらいへのヒカリプロジェクト合同で行った、避難先自治会5か所および双葉町町立学校への訪問活動。
人と町、人と人をつなぎ皆さまと一緒に街づくりを進めていきたいという思いから、2022年10月18日~26日にかけて実施し、
プランターへの花植え活動とイルミネーション飾り製作(ランタン貼付用塗り絵)を行いました。
自治会では震災前の双葉町について教えていただき、幼少中学校では明るい未来が似合う元気な笑顔を見ることができました。
まちづくりは皆さまのお力があってこそ進んでいくと改めて認識した時間でした。
▶ワークショップの様子
ガーデンプロジェクトではプランターの約半数を町内に持ち帰りました。持ち帰ったお花は旧双葉駅舎前に設置した他、双葉町内居住者の自宅、双葉駐在所、双葉町産業交流センターなどに飾らせていただきました。
▶皆さまのメッセージと共に町内を彩るお花
町内居住者の方から「お花きれいだね」「私ももらえないかしら」「お手入れの方法について教えてほしいのだけど…」などお声かけいただくこともありました。
お花をきっかけとして町内居住者の方との交流がより深まったように感じています。
▶駅西住宅(町営住宅)での日常の一コマ
震災前の双葉町では、冬になると駅周辺に個性豊かなイルミネーションが飾られていました。
双葉の冬の伝統を復活させるため、町に関わる様々な方々のお力が集い、2021年よりみらいへのヒカリプロジェクトが始まりました。
2年目の今年も、町内事業者様の協力のもと駅前にイルミネーションを設置しました。
塗り絵は旧駅舎内展示の大きなランタンとして飾りました。
▶駅前イルミネーションの様子
▶ランタンに飾られたぬり絵
昨年12月9日に双葉駅前で開催された点灯式には約100名が訪れ、双葉町に受け継がれている暖かな心意気を感じるとともに、この場所に集まることができた歓びを感じる一夜となりました。
双葉地方で活躍するRoy‘s coffeeの出店協力によりコーヒーが販売され、寒空の下集まってくださった方々を温めました。
点灯式では、導入映像によりヒカリプロジェクトの取組みが紹介され、伝統がふたたび繋がれてゆく大切な瞬間を深くかみしめることができました。
▶点灯式の様子
人と町、人と人。たくさんの方々の想いが重なり合い生まれた「ヒカリ」。
イルミネーションは12月9日~1月31日の16時から22時にかけて点灯され、双葉町とつながりがある方の未来へ「ヒカリ」を届けてくれているようでした。
訪問活動におけるコロナウイルス対策について
訪問活動にあたっては、福島県策定の「コロナウイルス感染症対策ガイドライン」に準じた対策を実施し、皆さまのご協力に与り、罹患者を出すことなく全日程を無事完行できました。
両プロジェクト開催にあたり、町民、協力企業、双葉町をはじめとした沢山の方々のご協力をいただきました。また、弊社SNSやHPを通じた応援で、多くの皆さまと双葉町とのつながりを育むことができました。双葉町に笑顔があふれ、未来を照らしていくまちづくりを皆さまと一緒に楽しく進めてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。