新着情報

ふたばファンクラブ通信創刊号

旧双葉駅舎が生まれ変わりました!

 首都圏や仙台方面への玄関口として多くの町民に親しまれてきた、旧双葉駅舎。
外観は震災以前のオレンジ色の外壁をそのままに、内装をリニューアル。双葉町情報コーナーを携え、休憩・待合スペースとして生まれ変わりました!

町の広報紙や周辺自治体の冊子、町の「過去」「いま」「これから」、文化・芸能に関するパネルが設置され、ここに来れば「双葉町の今」を知ることができます。

 旧双葉駅舎は七福ダルマの緑ののぼり旗が目印。
ふたばプロジェクト(以下「FPJ」)のスタッフが交代で旧駅舎に常駐し、訪れた方々へ「まちの魅力・情報発信、総合案内」を行っています。
わからないことや知りたいことがありましたら、緑のポロシャツを着たスタッフに気軽にお声がけください!

旧双葉駅舎内には、自動販売機(飲み物)、ウォーターサーバー(冷水/温水両用)、電子レンジ、フリーWi-Fiが完備されていますので、電車や町の風景を見ながらほっと一息できます。
どうぞお気軽にお立ち寄りください!

●旧駅舎利用可能時間:毎日9:00~16:00(土・日曜日、祝日も利用できます。)
※ウォーターサーバーと電子レンジは、平日のみとなります。

年表(「3.11からこれまで」)設置!

 旧双葉駅舎に、3.11以降の町のあゆみが分かる年表が設置されます!
4月中旬より制作を開始し、約2か月。完成までとても長い道のりでした…。

 これまでの町・町民の方の出来事を洗い出すことから始め、併せて双葉町を知らない方が「そのとき」をイメージしやすいように、世の中の出来事も追加。
「これは町目線で記載した方が」「旧駅舎勤務をしていると、こんな事聞かれるよね」など、何度も打ち合わせを重ね、徹底議論。あーでもないこーでもないとなりながらも、スタッフ一丸となって、思いを結集させました。

 上記に記載した出来事以外にも、役場の変遷、町がどんなふうに復興を進めていこうとしていたかが分かる作りとなっています。
旧駅舎を訪れないと見ることが出来ないこの年表。双葉町と皆さん一人一人、それぞれのあゆみを照らし合わせながら、ぜひご覧下さい。

※年表は6月29日以降、旧双葉駅舎に設置されます。

【特集】双葉町の大きな一歩!

双葉町一部区域避難指示解除

 今年3月4日、双葉町にとって、とても大きな出来事がありました。
双葉町は全域で避難指示が続く唯一の自治体となっていましたが、一部区域の避難指示が解除されました。解除されたのは、これまで避難指示解除準備区域となっていた町の北東部に位置する浜野・両竹地区とJR双葉駅周辺と常磐線の線路沿い、JR双葉駅から浜野・両竹地区をつなぐ町道の約230ヘクタール、双葉町全体の約4%の部分です。
また、2022年に避難指示の先行解除を目指して整備を進めている特定復興再生拠点区域内の立入規制が緩和され、通行証なしで自由に立ち入りができるようになりました。

 3月4日の午前零時には、誰よりも先に町内に入りたいと意気込むFPJ事務局長・石上がバリケードが開くその時を待ち構えていました。
とにかくマスコミ関係の方がたくさんいて、解除を心待ちにする町民の1人だった事務局長は解除後に取材陣に囲まれ、インタビューを受けることになりました。取材がひと段落した後、新しくなった双葉駅前で双葉郡の仲間と共に温かいコーヒーを一杯。
双葉町の大きな一歩の瞬間に立ち会った事務局長、双葉町で飲むコーヒーの味は格別であったに違いありません。

⇓FPJFacebookページからゲートが開く瞬間の映像がご覧いただけます。
https://www.facebook.com/futaba.project.0305/videos/1051605228541706/

復興インターチェンジ供用開始

 3月7日には常磐自動車道「常磐双葉IC」が供用開始となりました。
震災時は常磐富岡ICまで開通していて、双葉町内では高速道路の橋桁の建設が進められていました。震災後工事は一時ストップし、常磐自動車道が全線開通したのは2015年3月1日のことでした。

その後、双葉町に復興インターチェンジとして設置が決定、昨年8月2日に「常磐双葉IC」という名前が決定していました。
常磐双葉IC開通により、この秋オープン予定の双葉町産業交流センターや東日本大震災・原子力災害伝承館への利便性の向上による観光客の増加、町内の復旧・復興がさらに進んでいくことが期待されます。

ちなみに、山梨県甲斐市の中央自動車道に「双葉スマートインターチェンジ」があることから、双葉町のICは「常磐双葉IC」と名付けられたそうです。

JR常磐線、震災から9年越しの全線運転再開

 3月14日、震災以降不通区間となっていた、JR常磐線・富岡駅~浪江駅間が運転再開となり、同時に夜ノ森、大野、双葉の3駅が営業再開となりました。

双葉駅は真新しい駅舎となって見事に復活!
当日は気温も低く雨が降り続く中でしたが、ホームにはたくさんの人で溢れかえり、お祝いムード一色。11時台に入ると、「標葉せんだん太鼓保存会」の皆さんが力強い演奏で特急列車ひたちをお出迎え。震災後初めて町内での演奏ということで、その場にいたたくさんの人の心に響き渡ったようです。我々FPJで制作した七福ダルマののぼり旗もとても好評で、「写真撮ってもいいですか?」と声をかけられる場面も。

 新駅舎の改札口には「Smart Station for EXPRESS」という機器が設置されました。これはオペレーターと直接話しながら乗車券が購入できる「話せる指定席券売機」、列車の時刻や列車在線位置情報 を把握できる「どこトレ」といった、モニター等の機器の総称になります。

ぜひ常磐線に乗って「双葉町のいま」を覗きに来てみませんか?

(浪江駅を境にJRの対象エリアが異なりますので、Suica等をご利用になられる際にはご注意ください。)
⇓Suica利用可能エリアについての詳細はこちらをご覧ください。
https://www.jreast.co.jp/suica/area/

事務局からのお知らせ

ふたばファンクラブの今後の活動について

 ファンクラブの今後の活動として、会員の皆さんへ双葉町のまちづくりに関するアンケートや、双葉町関連イベントのボランティアのご協力などを検討しているところです。まず第1弾として、8月頃に町内の美化活動や花植えなどを予定しています。
詳細が決定次第、皆さんにご案内させていただきます。

ここだけの話、会員証って実は…

 皆さんにはお1人1枚ずつ会員証を送付させていただいていますが、実は会員証のデザインは7種類あるんです!入会いただいたタイミング等に合わせて、それぞれ異なったデザインのものを送付させていただいてます。
今後、ファンクラブの活動の中で、ぜひ会員の方同士で見せ合いっこしてみてくださいね!

FPJメンバーのつぶやき

はじめまして。
FPJの那須と申します。
私は山形県・寒河江市出身で、音楽とお酒が大好きです。
(音楽聴きながらお酒飲むのがこれまた最高で笑)

突然ですが、皆さんに質問です!
「クルマにガソリンを◯◯る」。◯◯には何という言葉が入りますか?
「入れるでしょ?」と答える方が多数だと思います。ですが、私は「ガソリンをつめる」と言います!
(山形に縁のある会員さん、そうですよね⁈)

実はこれ、山形の方言だと最近気付かされました。
何気なく「ガソリンつめていきますね〜」なんて言うと、他の職員からポカンとした顔で見られます…
あまりにも指摘されるので、私も徐々に意識するようになってきました笑

隣の県同士でもやっぱり方言には微妙に違いがあるんだなーと思う、今日この頃。
双葉町をはじめ、皆さんの出身地の方言も色々教えて下さいね!
(次回は音楽について熱く語りたい…!)

来月号のつぶやき担当は、FPJで私のお姉さん的存在。
文才があって、冷静なところが憧れ。山根さんにバトンタッチです!

ふたばプロジェクトメンバーのつぶやき

TOP
TOPへ